自然の恵みである温泉は、適切に活用すれば半永続的に活用できる持続可能(サスティナブル)な資源です。環境に配慮した適正量を定めずに濫用すれば、枯渇したり、地域環境を破壊したりしかねません。
実際、各地の温泉名所からは、湯量の減少や湯温の低下といった異変が報告されています。NHK「クローズアップ現代」では、『ニッポンの温泉に異変!? 湯の“枯渇”を防ぐには』と称して、枯渇する温泉の実態を特集しています。
左図は、箱根湯本温泉における、温泉水位の経年変化のグラフです。詳細は「温泉モニタリングマニュアル」(環境省・PDF 9.38MB)を参照ください。
また温泉井や地下の環境は変化していますし、揚湯機器は劣化や機能低下を起こします。含有する成分によってはスケール付着といった問題も生じ、突発的な長期休業に繋がる事態も珍しくありません。
こうした問題を可能な限り回避するためには、機器のメンテナンスはもちろん、常に井戸をモニタリングしながら、専門的な知見からデータを解析し、状況に応じた対応が不可欠です。
私たちは、そうした “温泉スペシャリスト” として半世紀ものあいだ、従事してきました。今後も、時代の多様性に応えながら、人々の幸福と健康のために温泉を継承してまいります。
ぜひ、温泉の運用と活用には「温泉スペシャリスト湯守」を御用命ください!